オプティマルヘルスと健康

オプティマル(optimal)を英和辞典で引くと、最善の、最適の、とあります。
オプティマルヘルスとは最善の健康のことで、まさにアンチエイジング医学が目指しているのがそれです。
 30歳、40歳、50歳、60歳と人は年齢を重ねますが、その年齢で望みうる「最善の健康状態」があり、それを維持することが「美しく元気に年をとる」ことになります。
40代の健康状態は、30代の時のライフスタイルに左右されるので、将来のオプティマルヘルスを目指す為には、ライフスタイルを整える必要があります。若い人は健康で元気なので、健康のことなど考えずに無茶をしがちですが、できるだけ早い時期から、健康的なライフスタイル、言い換えると生活習慣を身に着け実行すべきです。
 では、その良い生活習慣とはいったいどんなものでしょうか?
オプティマルヘルスを目指す場合も特別なことはなく、食事、適度な運動、ストレス解消の原則をより忠実に行うことです。
 先ず食事です。抗酸化、抗糖化を考え、何種類もの野菜、海藻を沢山いただき、血糖を上げないよう糖質の多いごはん、麺、パンなどの主食やお菓子、ジュース等は減らし、魚、脂身の少ない肉、卵など良質のたんぱく質を多く含む食品は多くします。卵はコレステロールが多いので、血中コレステロールが上がりよくないと健康に対して目の敵にされてきました。しかし、コレステロールの多い食事をしても血中コレステロール値には影響しないことが判明したので大丈夫です。それから、塩分とおこげは少なくします。
 次に運動です。特別な運動をしてもいいのですが、日常生活で体を動かす活動時間が多いとそれでOKです。私は通勤を遠まわりして1日6㎞程、速足で歩いてます。それと自宅でニュースを見ながらスクワットと腹筋を20分間行います。おかげで今65歳ですが体組成は30歳代を維持しています。
 ストレス解消は趣味を持つことをお勧めします。ちなみに私はクラシック音楽鑑賞が大好きで毎日自宅で聴き、時々コンサートに出かけます。カラオケなどもおすすめですが、くれぐれもアルコールが過ぎないようにしましょう。
 皆さん、是非オプティマルヘルスを目指しましょう!!

2018年06月26日